Embedded SRE
SREがプロダクトチーム内の職能横断の1つとして配置される体制をEmbedded SREと呼ぶ。これはプロダクトチーム、開発チームの外で中央集権的に組織され、各プロダクトを横断的に見るようなSREの組織体制と対置されている。プロダクトサイドとしては、チーム外にいるSREとのコミュニケーションパスを無くすことができるし、SREの側もそのプロダクト固有のドメイン知識の中で最適化された作業ができる、というメリットがある。
(中略)なお、EmbedというとSREを外からプロダクトチームへ埋め込む(参加させる)ような印象を受けるが、ここではプロダクトチームが専任のSREを自ら雇ってもよいとしている。
SREの類型のうち、プロダクトチームの「中の人」としてSREを実践するパターン
中央集権的なSRE組織を既に持っていて、その組織内からSREをプロダクトチームに参加させる(外から埋め込む)というパターンが想起されるが、引用元ではプロダクトチームが専任のSREを自ら雇ってもよいとしている
この考え方を拡張して、既にいるプロダクトチームのエンジニア(アプリケーションエンジニア)がSREとしての専門性を身につけ、活動することもEmbedded SREと呼んでよいと考えている